春のイベント

雛人形の処分の方法は?リサイクル!そのまま捨てる?費用や困ったときにはどうする

雛祭りのときの雛人形は、女の子がいる家庭にとって、とても大切な存在ですよね。

女の子が生まれたときからずっと、雛人形はその子を見守ってきてくれていますが、いつか処分を考えるタイミングもあると思います。

でもいざ処分となると、その方法に悩んでしまいますよね。

そこで本記事では、雛人形の処分について、具体的な情報を紹介したいと思います。

雛人形の処分について

雛人形は、女の子がいる家庭では毎年飾らないといけませんが、その女の子がお嫁にいったら、もう処分しても大丈夫だといわれています。

それは、雛人形への願い事が「女の子がよい人と結婚して幸せな人生を送れますように」といった内容だからです。

また、以前よりも狭い家に引っ越しをしたために、かさばらないタイプの雛人形に買い替える、というケースもあると思います。

いろいろな事情で雛人形の処分を考えることもあるでしょう。

雛人形の処分自体はなにも悪いことではないことなので、落ち着いて取り組んでみてください。

雛人形はリサイクルできる?

雛人形は、長年娘の成長を見守ってくれた存在ですよね。

だから普通のごみとして処分することに抵抗があるかもしれません。

そんな方にオススメなのが、リサイクルです。

ネットオークション「ヤフオク」や、フリマアプリ「メルカリ」や「ラクマ」での出品が、一般的なリサイクル方法といわれています。

ちなみに出品時期は1月から2月、ひなまつりの少し前にすると、落札されやすいかもしれません。

だいたい15人7段飾りの雛人形で、5,000円前後が相場になっていますよ。

もしリサイクルを検討中でしたら、一度チェックしてみてください。

それから、リサイクルショップに引き取ってもらうという方法もあります。

ただリサイクルショップの規模によっては断られる可能性もあります。

それは「需要時期や購入の対象ターゲットが限定されている」「他に手間がかかる」といった理由があるからです。

なので、できたらネットを活用するとよいでしょう。

雛人形をそのまま捨てるのは大丈夫?

雛人形を処分する際、大きさにもよりますが、粗大ごみとして処分しても、法律的には問題ありません。

各地の自治体の決まりを守れば、大丈夫でしょう。

でも人形には心が宿っているという話もありますし、娘と一緒に育ってきた雛人形をごみ置き場に持っていくことにためらいがある、という方もいますよね。

そういった場合には、雛人形の供養を寺院や神社にお願いするといいでしょう。

手数料はかかりますが、寺院や神社に供養してもらうことは、確かな方法です。

また自分で供養する方法もあります。その方法を説明しましょう。

1.雛人形を塩で清める。

2、雛人形を白紙で包む。

3、感謝の気持ちをこめて、処分する。

4、できたら、他のごみとはごみ袋をわけて、雛人形オンリーのごみ袋にいれて処分する。

このような手順をふめば、シンプルに供養しながら処分することができますよ。

雛人形の処分の費用は無料?有料?

ゴミ処分の有料化は全国で行われています。

細かい分別や価格は、地域によって違いますが、雛人形を無料で処分する方法があります。

それは、公共施設に寄付するということ。

幼稚園や図書館、老人施設、公民館やコミュニティセンターなど、公共施設では、イベント時にかざる雛人形を募集していることがあります。

うまくそのチャンスを活用できるといいですね。

また有料にはなりますが、大きなイベントに提供する方法もあります。

千葉県かつうらビッグひな祭りや、埼玉県鴻巣びっくりひな祭りなどは、5,000円を参加協賛金としておさめると、大きなイベントで飾ってくれます。

自分が大切にしてきた人形が、豪華な場所に飾られるのはうれしいですよね。

タイミングがあえばそういった処分方法もおすすめですよ。

雛人形の処分に困ったときはどうすればいい?

雛人形の処分を専門に行う業者が存在します。

だから雛人形の処分に困ったときは、そういった業者に相談するとよいでしょう。

具体的には、ネットや電話で手続きを行ってから、処分品となった雛人形をその業者に送ります。

するとその業者が、雛人形の供養と処分を請け負ってくれるのです。

大手は、日本人形協会や、人形供養の花月堂です。

簡単に調べることができるので、よかったら一度チェックしてみてくださいね。

まとめ”

雛人形の処分となるとかなり大きな作業になるので、なかなか大変ですよね。

しかもたいていの人にとって、経験のないことでしょうから、戸惑うことが多くなると思います。

でも雛人形の処分にはいろいろな方法があり、どんな方法をとっても間違いではありません。

不安であれば、処分業者に相談することも可能ですし、タイミングさえあえば、公共施設に無料で寄贈することもできます。

いずれの方法をとったとしても、長年見守ってくれていた雛人形に感謝の気持ちを持つことが大切だと思います。

だから自分の生活にとってベストな方法を見つけて、心を込めてお礼を言ってから、ていねいに処分してくださいね。